アルバートの日常

日々の生活の事を書きます。旅行とか読書とか

種子島行ってきた 後半戦

コンニチハ。あるばーとです。この記事は種子島行ってきた 前半戦の続きです。

前半戦ではロケット打ち上げ延期を見てきました。後半からは種子島の様々な場所をまわりたいと思います。

宝満の池

初めに行ったのは宝満の池です。どうやらこの宝満の池にはメンコ―と呼ばれる妖怪が住んでいるそうで、春になると「ヒョー、ヒョー」と奇声をあげながら川の中で夏を過ごすそうです。

宝満の池展望台からの景色
私が行ったのは冬だったのでそんな奇声は聞こえず、静かな風景が広がるだけでした。しかし、後ろを見てみると、壁に何やら落書きがしてあるのを発見しました。 よく見てみると、何やら名前が彫られていました。どうやらここに名前を彫るのが若い人の間で流行っているみたいです。
謎の名前彫文化

インギー駅

宝満の池から西へさらに進むと、インギー駅という謎の駅を発見しました。どうやらこの花峰という地区はインギー鶏という南種子町特有の鶏の発祥地だそうです。

インギー駅
実際近くにあった小屋のような物を覗いてみると、鶏らしき影が見られました。
インギー鶏
ちなみにインギー駅の中には、よく分からないお金を入れる場所と、すぐ隣の花峰小学校の学生であろう方々の写真が貼られていました。
お金入れ
ちょんまげパワー

門倉岬

さらに西へ進むと、日本に初めて鉄砲が伝来したとされる門倉岬を発見しました。

鉄砲伝来!門倉岬!
ポルトガル語が石碑に掘ってありました
しかし、実際にポルトガル人が漂着したのはここではなく、門倉岬から少しだけ離れた海岸です。そちらも見に行ってみました。
ポルトガル人が漂流した海岸への道
丁度その日は晴れていたので、岬のような高くなっている場所から海岸への階段を上ったり下ったりするのが大変でした。一応、石碑が置いてあったりしましたが普通に岩場が多い海岸でした。

美の吉

昼飯は南種子町の名物インギー鶏のどんぶりが食べられる「美の吉」で食べました。

ホテルも兼ねている美の吉
普通の親子丼でしたが、美味しかったです。注文を食券で受け付けており、現代っぽいなと思いました。離島だからとなめてました。すいません。
インギー丼(1100円)

秒速聖地めぐり

その後時間が余っていたので、秒速5センチメートルの聖地にいくつか行きました。 はじめに行ったのは旧種子島空港です。

種子島空港は聖地スポットとして登録されていた。
作品内では男の方が引っ越しの為空港から飛び立つのですが、その時に使われるのは現在動いているコスモポートではなく、こちらの旧種子島空港です。中に入って作品内と同じ構図で写真を撮りたかったのですがどうやら工事中で入れませんでした。
工事中で立ち入りできなかった
次に鹿児島県種子島中央高校に行ってきました。
種子島中央高校
作中でよく登場するバイク置き場も見られました。あんまり、パシャパシャ写真を撮っていると、JKを見に来た変質者として通報される可能性があったので、すぐに退散しました。
作中で澄田が東野を待っていたバイク置き場。中に入れないので外から撮影。
そして最後に増田宇宙通信所を見に行きました。 こちらは作中で澄田が泣いてしまうところです。丁度夕方ごろに行ったので作中のカットと同じ写真を撮る事ができました。
増田宇宙研究所
作中で澄田が泣いてしまうところ。ロケットロードが一緒に写れば完ぺきだった。
また、中の増田宇宙研究所は無料で見学ができ、宇宙開発について様々な事が知れるのでお勧めです。

ホテルへ

その後、海沿いの道を北上してホテルがある西之表市に向かいました。

途中に夕食として「たねがしま食堂」というところに寄りました。

店内には陽気なおじさんがいて、店番をしてました。仕事よりもお話をするのが好きみたいで、お冷を出し忘れながらずっと話してました。なかなか陽気なおじさんで種子島の人だと思ってたら東京から来た人でした。無茶苦茶すぎる。

ご飯は普通に美味しかったので結構おすすめです。

刺身御膳。デザートと飲料も付いている。ご飯はお代わりし放題で1480円だった。

その後、ホテルについてチェックインをおこないました。今回予約したホテルは種子島ARAKIホテルというところで、ロケットのシーズンという事もありキャビンの部屋もいっぱいでした。

種子島ARAKIホテル entrance
キャビンの部屋は横に併設されている銭湯の2階部分にあり、ホテルの大浴場として銭湯が利用できるようになっています。お風呂は結構ぬるめでサウナも付いており、露天風呂もあるという風呂でした。露天風呂からの景色は空のみでしたが、種子島の星空を眺めながら入るお風呂は最高でした。
キャビンは20部屋くらい。

西之表

朝は起きてすぐに西之表市をドライブ。北側にある海沿いの道が走っていて気持ちよかったです。

西之表市の北側海沿いの道
その後、港の近くも歩いてみました。まあ港でした。朝早くいったのに駐車場が満車でびっくりしました。
港には「おじゃりもうせ」(いらっしゃいませの意)のロケットオブジェがある

鉄砲館

港の近くには鉄砲館という、鉄砲伝来の島だからこその資料館があります。鉄砲館は鉄砲の事はもちろん、種子島とその周辺島々の歴史について学ぶことができます。

西之表市にある鉄砲館では種子島の歴史を学べる
中にあった鉄砲伝来物語という人形芝居は感動の超大作であり、一見の価値がありました。
鉄砲伝来の背景には愛と情熱の物語があった!

中種子の焼きカレー

鉄砲館を見た後は、海辺の道を通りながら中種子町に。中種子町の「軽食屋はなやなぎ」というお店で焼きカレーをいただきました。地元の高校生や中学生が来ていて、若い人がこんなにいるのかと驚きました。

名物焼きカレー若い人たちに人気の商品!

広田遺跡

さらに南下して昨日は打ち上げの為入れなかった広田遺跡に潜入しました。 遺跡に行くには駐車場から200mほど歩く必要があります。特段歩きにくいところでもありませんが、補助用の棒が用意されていました。

この棒を杖代わりに歩けるらしい。持っていったら怪訝な目で見られた。
遺跡は海沿いにあるので順路にしたがい海に向かって歩きます。
広田遺跡の様子。海辺の近くで人骨が大量に発見されたらしい。
死者が蘇らないように足を折り曲げて埋葬する方法である屈葬も見られました。
それぞれの墓には発掘当時の写真が残っている。これは熟年男性が屈葬されている様子。

LP(ロケット発射場)

広田遺跡からさらに南下すると、JAXAのロケット発射場があります。ロケット発射場を見るには、ロケットの丘展望台がよく利用されますが、実は近くの海岸まで歩いて行く事ができます。

中型ロケット発射場の近くに海岸への入り口がある。
かなり近くまで行く事ができる。近くで見るとその大きさに驚かされる。
海辺で感動していたらフライトの時間が迫ってきたので急いで中種子町に戻ることに。

さよなら種子島

空港に着くと、すでに多くの人がチェックインを済ませていました。 私もすぐさま荷物をまとめチェックイン。その後スムーズに搭乗する事ができました。もう飛行機の搭乗にも慣れたものです。

帰りは窓側の席に座る事ができた。さよなら種子島

まとめ

種子島の旅行はこんな感じで終わりです。1泊3日の旅行でしたが、なかなか濃い時間を過ごしました。離島はどこもそうですが、みんなのんびりしているのでまったりすることができました。また、種子島はビーチも綺麗なのでまたいつか夏に来たいと思えるような場所でした。

それではこのへんで~